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爪研究の50年

川合:
東先生は、爪研究のパイオニアとして50年に渡り取り組んでいらっしゃいます。爪研究の現状はいかがですか?

東 :
だいぶ進んできたとはいいますけれど、爪全体については余り研究されていないように思います。例えば、巻爪だけとか、陥入爪だけとか、自分の専門の分野にだけ取り組んでいるケースはありますが、世界的にも全般に渡って研究している医師は少ないですね。

川合:
そんな中で、爪のすべてを網羅する東先生は本当に貴重な存在ですね。

東 :
たまたま私は一人で走っていたので、トップランナーとして注目されていますけれど。なかなか目立たない研究を続けるというのも大変です。

川合:
そうですよね。それでも、爪が全身に与える影響は大きいですし、これからさらに研究を進めていくべき分野ですよね。

東 :
私もそう思っています。
<プロフィール>
●東 禹彦(ひがし のぶひこ):医学博士
50年にわたり爪疾患の原因や治療法に関する研究を行う。爪の基礎的な知見ならびに現在の爪疾患に関する臨床的知見を網羅する爪のスペシャリスト。
著書「爪 基礎から臨床まで(金原出版)」は、医学書としては異例のロングセラーで、10年以上に渡り版を重ねている。他に「爪は病気の警報機(祥伝社)」などがある。
医学博士、日本皮膚科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医、日本医真菌学会認定専門医。

医療との連携

川合:
現在、爪に困っている人たちをケアしているのは、大きくは皮膚科と爪専用サロンの2つだと思うんですが、これから、どんな連携の可能性があるとお考えですか?

東 :
例えば、樹脂で補強したりするのは医者よりネイリストの方が上手な場合が多いですよね。感染症の診断とか、麻酔が必要な治療になると、やはり医師の出番。だから、変だなと思ったらそれはすぐにしかるべき先生に診てもらうようにするといいですね。

川合:
ただ、爪を専門としている皮膚科はまだまだ数が少なく、私達、爪専門技術者が担うべき部分も多いと感じています。

東 :
そうでしょうね。要するに、近年、爪のトラブルといった話が増えてきたんだと思います。ここにも、爪の変形が強くて、爪を切ってもらうためだけに来る患者さんもいっぱいいらっしゃいます。

川合:
爪甲鉤彎症とか、肥厚症とか・・・

東 :
そうです。要するに介護施設の人も「こんなのよう切らん」という場合もあるわけで。そういうケースは、医療機関以外でも対応できるといいのではないでしょうか。

川合:
ただ、しっかりとした知識が必要ですね。

東 :
はい。爪には感染症があるので、その知識も十分ないといけませんね。

川合:
私達も、医療機関とうまく連携して、爪の悩みのある方が少しでも減ればと思っています。

東 :
そうですね。協力が大事ですね。
<プロフィール>
●川合美絵(かわい よしえ):爪矯正特許技術開発者
20年に渡りネイリストとして活躍する中で、爪のトラブルやコンプレックスに真摯に向き合い、難易度の高い155の症例を解決に導く。4万5千人以上の臨床データを元に、2008年には、世界で初めての爪矯正技術特許を取得。美容だけでなく、医療、福祉の分野からも注目を集める「爪再生のパイオニア」。著書に「爪のプロフェッショナルが教える美しい爪健康な爪 基礎知識(合同出版)」がある。

アスリートの爪のサポート

川合:
今、大学と一緒に取り組んでいる研究がひとつあります。足の爪で走る速さが変わってくるのではないかと思って。野球選手たちは、ネイルサロンを使っているケースも多いのですが、足の爪には着目していませんよね。でも、ランナーの皆さんが足の爪を痛めているケースも多いのです。

東 :
そりゃ痛かったら走れないですよ。

川合:
そうですよね。爪を壊してからのケアはもちろんですが、痛くなる前にも、やはり切りすぎてもダメだし、長すぎてもダメですよね。さらに、厚みなども影響してくると考え、調査しています。

東 :
爪の影響は大きいと思いますよ。けれども、肉体的な能力が関係しているので、一人の選手で、爪の状態によりどう変わったかというデータが取れたらいいですね。

川合:
ひとりの選手を追い続けるというパターンを何パターンか作るとしっかりとした臨床データになるということですね。

東先生からのメッセージ

川合:
これからは、爪を育てたり、正しい形に揃えたりといった技術や知識を、広く伝えていけたらと考えています。先生から、この対談をご覧になっている皆さんに、なにかメッセージはありますか?

東 :
履物と足の爪は関係が大きいので、その点は十分考えて履物を選んでほしいですね。日本では、勤務先によっては、朝から晩までハイヒールを履けという。それはもう間違ってるんですよね。経営者にも頭を切り替えてもらわないと。

川合:
靴による爪のトラブルは本当に多いですよね。手についてはどうでしょうか?

東 :
特に爪の切り方ですね。手も足も、短くすればいいというわけではないので、そこは考え直してほしいなと思ってます。

川合:
私達も、そういうことをどんどん伝えていきたいと思っています。今日はどうもありがとうございました。

東 :
ありがとうございました。がんばってください。
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スポーツ栄養士の仕事とは

メダルラッシュとなったリオデジャネイロオリンピック・女子レスリングのサポートから帰国したばかりの杉島有希さんにお話をお聞きしました。

川合:
まずはお帰りなさい!

杉島:
ありがとうございます。リオから無事に帰ってきました。

川合:
のちほど、オリンピックのお話もたっぷり聞かせて下さいね。 まずは、スポーツ栄養士のお仕事がどんなものなのか教えて下さい。

杉島:
選手の食にかかわるすべてをサポートしています。食べる内容やタイミング、食べる環境とか。 特に重要なのが食べる量ですね。スポーツ選手は一般の方より身体活動量が多く、動いた分だけ食べないと痩せてしまうんです。例えば、ラグビーの選手だと身体も大きいので、1日5000キロカロリー前後までいきます。私たちの2倍以上ですよね。

川合:
とんでもない量ですね。

杉島:
物理的に厳しくなる量ですね。学生の選手だと泣きながら食べる子もいます。年頃の女子選手だと、女の子としては太りたくない、でも選手としては太らなくちゃいけないというケースもたくさんありますし・・・かわいそうなんですけど、がんばって食べよう、って・・・辛いですね。

川合:
寄り添って育てていくっていうのが、爪の矯正とも重なる部分がありますね。メンタル面もすごく関係していますし。

杉島:
まさに寄り添って、ひとりひとりに感情移入しながらサポートしています。

川合:
そんな中で、一番の喜びはどんなところにありますか?

杉島:
選手が活躍するときですね。試合に勝って「ありがとうございました」って感謝してくれるのは心から嬉しいし、やりがいにつながります。支えて支えて、捧げて捧げて、たまにしか来ないですが、たまに来る喜びが大きい。他の仕事では感じられないだろうっていう気持ちはあります。

川合:
アスリートのサポートと爪のサポートは、対象者の方と二人三脚という点でやはり似ていますね。 私達も、「ありがとう」という言葉が何よりのやりがいです。
<プロフィール>
●杉島有希(すぎしまゆうき):管理栄養士
大学にて教壇に立つ傍ら、スポーツ栄養士として、野球、サッカー、バスケットボール、レスリング、陸上など、各種競技の小学生・中学生のジュニア選手からプロ、日本代表レベルの選手など、約500名の選手に対する栄養サポートを行う。
また、企業との共同研究にて、ダイエット・美容系サプリメントの臨床試験などを担当。サプリメントの研究開発に携わる。
至学館大学 健康科学部 栄養科学科 助教
至学館大学スポーツ栄養サポートチーム 代表
日本体育協会 公認スポーツ栄養士

爪と食

川合:
これまで4万5千人の方たちの爪を見てきて、食生活が間違っているんじゃないかなと思うようになりました。ダイエットで食べる量が少ないとか、お菓子しか食べない方、コンビニ弁当ばかりの方など、やっぱりきちんと食べてない方は爪が伸びないんですよね。

杉島:
爪にそんなにはっきりと影響が出るんですね。

川合:
伸びても緩やかですし、特に爪のピンク色の部分が伸びにくいですね。指先は心臓からの血流の折り返し地点なので、栄養が行き届かないんです。他にも、過剰に爪の色が白っぽいとか。若い方なのに極端にシミがあったりとか、肌荒れがあったり・・・掘り下げていくと様々な傾向がありますね。

杉島:
食は身体の材料です。爪は小さなものですけど、全部食べたもので出来ています。しっかり材料をとるというのはとても大事なことですよね。栄養不良が爪に出るということも分かっていますし。バランスが崩れたら骨ももろくなりますし、爪もボロボロになります。そういったことが繋がっているということが分かっていない人たちは多いですよね。

川合:
ただ、爪を育てるために、まず食べ物を改善しましょう、という話をしてもピンとこない方が多いんです。

杉島:
外から綺麗にするというイメージが大きいんでしょうね

川合:
特に爪は、着飾ってごまかすというイメージがあるのかもしれません。

杉島:
実際に、食を変えると爪は変わっていきますか?

川合:
食を改善すると代謝があがって爪の伸び方が変わってきます。女性だと、タンパク質が不足しているパターンが多いので、タンパク質の量を増やして少し糖質減らそうか。男性の場合だと、コンビニやファストフードなどのジャンクな食事を減らしてもらうと改善するケースが多いですね。

杉島:
ジャンクな食事は、リンが過剰になるケースが多いんです。リンはカルシウムの吸収を阻害するので、爪がボロボロになりやすいんですよね。爪の材料として、カルシウムとタンパク質、五大栄養素がバランスよく含まれることを心がけて。バランスはもちろんですが、おいしく楽しく食べることも大切ですよね。

<プロフィール>
●川合美絵(かわい よしえ):爪矯正特許技術開発者
20年に渡りネイリストとして活躍する中で、爪のトラブルやコンプレックスに真摯に向き合い、難易度の高い155の症例を解決に導く。4万5千人以上の臨床データを元に、2008年には、世界で初めての爪矯正技術特許を取得。美容だけでなく、医療、福祉の分野からも注目を集める「爪再生のパイオニア」。著書に「爪のプロフェッショナルが教える美しい爪健康な爪 基礎知識(合同出版)」がある。

リオから東京へ

川合:
リオデジャネイロオリンピックでは、女子レスリングチームに帯同したそうですね。

杉島:
今回は、6階級全員が至学館の卒業生か在校生だったので、レスリング協会の一員として同行させていただきました。

川合:
伊調馨選手の4連覇をはじめとして、4階級で金メダル、吉田沙保里選手が銀メダルという素晴らしい成績でしたね。本当におめでとうございます。

杉島:
ありがとうございます。

川合:
リオではどんなサポートをしていたんですか?

杉島:
選手たちは主に選手村かトレーニングセンターで食事をとるんですが、選手村には日本食がないので私達がお弁当を作って届けていました。やはり和食の味付けが恋しくなるみたいで。

川合:
試合前の食事をおいしく食べられるかどうかというのは、選手たちにとっては大きいでしょうね。

杉島:
うちの子たちは、もともとの理想体重に近いところで闘っている子が多く、逆に増量している子もいますから、直前までしっかり食べるんです。ですから、試合前の食事はすごく大事になります。階級制のスポーツ選手は試合前ほとんど食べないというケースも多いんですが、うちの子たちは試合前日まで夜食も食べさせて、というくらいですから。

川合:
食材はどうなさったんですか?

杉島:
野菜とか果物は現地に豊富にありますので、お米や調味料など、現地にないものは日本から持って行きました。

川合:
例えば・・・ひじきとか?

杉島:
実は海藻は、試合前にあんまり食べさせないんですよ。食物繊維の多いもの食べるとお腹にガスが溜まりますし、糖質の貯蔵を阻害してしまいます。試合前はグリコーゲンを溜めないといけないので。普段、ダイエットなどを考えるときはたくさん摂った方がいいんですけどね。

川合:
スポーツ栄養士ならではの考え方ですね。金メダル獲得を目の当たりにしてどうでしたか?

杉島:
めちゃくちゃ泣きました。メダルの瞬間は毎回。ずっと泣いていましたね。

川合:
どんな思いがありましたか?

杉島:
今回、初出場で金メダルを取った子たちは、ロンドン五輪が終わってからサポートを開始したんです。ロンドンでのさおりちゃん(吉田沙保里選手)やかおりちゃん(伊調馨選手)の活躍を羨ましそうに見てた子たちなんですよ。いいなあ、私達も行きたいなあって。それを見てきているので、4年間努力してきてやっとここまでたどり着いたというのも知っていますから。さおりちゃんとかおりちゃんのメダルはもちろんですが、下の世代がちゃんとメダルを取ってくれたというのはすごく感動しました。

川合:
次は東京オリンピックですね。

杉島:
これからスポーツ栄養士の需要も増えていくと思います。

川合:
東京オリンピックはどんなオリンピックにしたいですか?

杉島:
リオには、私達がこれまでサポートしてきたバスケットボールとラグビーの選手も2人づつ出場しましたので、レスリングと合わせるとちょうど10人になりました。東京では倍の20人にしたいですね。単純に。

川合:
そのためにはどんなことが重要になってくるのでしょうか。

杉島:
いま、私達が見ている選手は500人もいるので、リオに出られなかったという選手の方が多いんですよね。その出られなかった子たちを今後どうするか、というところが私達の課題になってくると思います。

川合:
その世界の頂点を目指すというのは、仕事の醍醐味ですね。

爪のサポートで陸上成績アップ

川合:
この1年、至学館大学陸上部短距離の皆さんを爪のケアでサポートさせていただきました。スタートの踏切が力強くなったという声や、自己ベストを記録したという嬉しい声を頂いています。

杉島:
川合先生から爪が身体能力に影響すると伺ったときにありえる話だなと思っていたので、結果が出たことには「やっぱり」という感覚です。学生たちははじめ半信半疑で、ほんとに?という感じでしたが、実際に結果で証明されましたね。アスリートって体感しないと取り入れてくれないので、そういう意味ではだまされたと思ってやってみろというか・・・もっといろんな人たちに試してもらいたいと思います。

川合:
今回は短距離でしたが、他にどんなスポーツに可能性を感じられますか?

杉島:
審美系の競技ですね。基本的に裸足で競技するので、踏切もすごく大事。あとは着地の安定感も変わってくるんじゃないかなと思います。着地とかジャンプ力っていうところで考えると跳躍競技への影響も大きいでしょう。でも、つきつめれば全てのスポーツですよね。足を使わない競技はないですから。

爪と食の連携

川合:
爪の専門家と栄養士のコラボレーションが出来たらいいですよね。

杉島:
外側からのケアと内側からのケアで連携してアスリートを強くするということができたら、すごくおもしろいですよね。

川合:
爪のケアと、食と、トレーニングをトータルで見て健康をサポートするとか。

杉島:
これまでにないケースですね。

川合:
東京オリンピックに向けて、ぜひ実現させましょう!

提携クリニック

NAIL CLINIQUEでは、お客様に安全に爪の矯正・育成をすすめていただけるよう、医療機関と連携しておりますので、安心してご相談下さい。 医療機関での治療が必要な場合は、提携クリニックをご紹介させていただきます。

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医療用レーザーを使用したメディカルパーツケアで爪も健康的に。エステティシャンやトレーナーも常駐し、整形外科や美容外科と連携する『リバースエイジング・クリニック』です。

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皮膚科学と美容皮膚科学、そしてメディカル・エステを融合させた、トータルスキンケアのためのクリニックです。

名古屋

うえだ皮フ科内科クリニック

「皮膚の健康」から「体の健康」維持に、さらにアンチエイジング、美容治療にも取り組む名古屋のクリニックです。

大阪

東皮フ科医院

爪研究の権威・東 禹彦博士が院長をつとめる皮フ科医院。