薄い爪で悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。薄い爪は割れやすく、割れた部分はもちろんのこと、引っ掛けてしまい、また割れた部分から爪が避けていき、深爪になる可能性もあります。薄い爪は生まれつきよりも生活習慣による後天的な原因がほとんどです。
爪は手の指先や、足の爪先を保護する役割をしています。薄い爪だと、指先に入れた力が逃げやすくなってしまいます。したがって、手の爪が薄いと物をつかむ時の微調整する力が働きにくくなります。足の場合は、歩く時に生じる地面からの圧力を足の爪が抑えることで、力が加わり、バランスを取って軽やかに歩く事が出来ています。
薄い爪の原因は大きく外的要因と内的要因があります。まず薄い爪の外的要因は乾燥です。例えば、水仕事が多く頻繁に洗剤を使う人は、洗剤に指先や爪の水分や油分を奪われてしまい、爪が乾燥しやすくなり、爪が薄い原因になります。また最近では、手指のアルコール所毒で乾燥しやすく、爪が薄い原因になります。
薄い爪になる内的要因は栄養不足です。爪は皮膚や髪の毛と同じく主に、ケラチンというタンパク質で構成されています。普段の食事にタンパク質が足りないと爪先まで栄養分が行き渡らず、薄い爪のまま成長してしまいます。また、タンパク質を摂取してるのに薄い爪だという方は、もしかしたら血流が悪い可能性が考えられます。爪は心臓から一番遠く、隅々まで栄養が行き届いきにくい場所です。冷え性や運動不足の方は積極的に体を動かし、薄い爪にならないためにも指先まで血液を流す必要があります。
薄い爪を健康に育てるには普段の生活習慣を改善する必要があります。薄い爪を健康できれいな爪に育てるにはまず薄い爪になる原因を排除しましょう。薄い爪になることを防ぐためには、こまめな保湿に心掛けましょう。水仕事の際は手袋を着用し、乾燥を防ぎます。
日々の小さなことですが、意識し身体の中からの健康も見直すことで薄い爪を改善していくことに繋がります。薄い爪を改善したいという方はケアだけでなく食事や血流も意識していくことをオススメします。薄い爪にならないようにお手入れをし、注意することで爪を健康にする第一歩となります。長年の生活習慣を一人で変えようとするのはなかなか難しいですよね。NAIL CLINIQUEではお爪のパーソナルトレーナーとして爪のことはもちろん、食事や運動についてのアドバイスもしていきます。それらをお客様が実践していただき、薄い爪から健康できれいな爪に育てられたら、その習慣は一生お客様のものになります。
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