「爪」なんて特に気にすることもなく生活している方が多いと思いますが、そんな爪が実は体内の状態を見せてくれる「窓」ということをご存知ですか?爪の症状を見るだけで体内の弱い部分が分かることもあるのです。また、爪に現れる症状は、さまざまな要因が複合的に絡んでいる場合が多く、一概に断定することが難しいと言われています。ですから、考えられる爪の症状の要因を多方面から考えることが大切です。つまり、この爪の症状の原因は「これ!」と決まっているわけではないということです。
「これくらい大丈夫」と思っていた爪の症状を放っておいたら、もう手遅れだった・・・なんてことあってはいけません。爪の症状をそのままにした結果、二度と健康な爪が生えてこないこともありえます。ここでは、爪の症状の考えられる要因を一部だけご紹介します。まず、爪が薄く、脆く、欠けやすい方。要因としては、皮膚が薄く弱い、内臓貧弱、栄養不足などが考えられます。また、爪に縦線の症状が現れている方は、内的・外的な脂質不足、老化症状などが要因として考えられます。今回挙げたものが絶対原因であるとは断定できませんが、可能性として考えられます。爪の症状は全ての爪に現れると内的要因と考えられますが、一部の爪に症状が現れている場合は局所的な原因だと考えられます。今、爪に現れている症状の原因は何か、一度相談してみると良いかもしれません。
爪は身体全体を見ることのできる「窓」です。朝起きて窓の外を見るように、爪も毎日見てあげてください。きっと、身体の不調や弱っている部分を爪の症状が教えてくれます。爪の症状は軽視されがちですが、爪の些細な症状でも早めに気付いてお手入れすることが非常に大切になります。未病は爪に現れるといっても過言ではありません。病院の検査結果では問題がなかった場合でも、様々な爪の症状が出ることは多々あります。爪先は症状が現れやすい場所ですので、逆に言えば爪を健康にしていれば、身体も健康になるということです。体の健康=爪の健康ですので、ぜひご自身のお爪を大切にしてあげてください。いつか爪の症状があなたを救うかもしれません。