鉤彎症の基礎知識
「足の親指の爪の伸びが遅い」、「徐々に爪に横筋が幾つも刻まれ、厚く硬くなっていく……」こんなお悩みありませんか?これは「爪甲鉤彎症」という、あまり知られていない爪の状態です。爪甲鉤彎症の特徴、原因、治療についてお伝えしようと思います。爪甲鉤彎症は、長期間の爪を傷害する力が原因で起こることが多いです。小さい靴やせまい靴などを長く履いていると、外力で爪が傷害されるので爪甲鉤彎症の原因になります。爪甲鉤彎症では、爪の伸びが他の指と比べて遅いことを初期症状として自覚することが多く、症状が出るのはほとんどが足の親指。 爪の表面に数本の横筋が現れ、その数が増えていきます。運動選手やダンサーなど、足に外力が加わりやすいスポーツをしている場合も発症しやすいです。爪甲鉤彎症は、残念ながら病院でも完全に爪の変形や厚みを元に戻すことは難しいのが現状です。圧迫感や痛みがある場合は爪の一部を削ったり除去したりすることで、不快な症状を軽減できるよう対処します。爪甲鉤彎症は小さな靴や先が狭い靴を履き続けることによる圧迫が原因になることが多いため、まずはきつすぎない靴を履くようにすることが予防・悪化防止に有効です。爪を障害するような強い運動を続けることも爪甲鉤彎症の原因になりますので、足の指や爪に負担がかかりすぎないようにしましょう。
考えられる主な爪甲鉤彎症の要因
爪甲鉤彎症はまだはっきりとした原因が解明しきれておらず、わかっていないことも多いため、治療も難しいのが現状です。爪甲鉤彎症にはいくつかの治療は試みられていますが、現時点では確実に治せる良い方法は残念ながらありません。しかし生活習慣や定期的なお手入れによって状態を緩和させることが出来ます。対処の為に考えられる要因を分類してみると、鉤腕の誘因は主に4つに分類できます。 ①皮膚疾患(魚鱗癬、乾癬、爪真菌症など) ②局所的要因(ケガ、靴、外反母趾など) ③全身的要因(老化、認知症、高尿酸血症など) ④遺伝性の要因です。 しかし、爪甲鉤彎症には個人差はあれど、その多くが足先への過度な負担が原因として考えられます。原因不明の中にも外反母趾や巻き爪などがある人が多く、これも靴による足への負担があったと考えると、この数はさらに多くなります。
鉤彎への対処
爪甲鉤彎症は治療が難しいため、予防が何よりも大切になります。急に爪甲鉤彎症になるのではなく、少しずつの積み重ねで爪は変形していきます。つまり、早めのケアや対処が重要になります。足爪に負担のかかる靴は極力避けることは爪甲鉤彎症の予防に効果的です。具体的にはパンプスなどの幅の狭い靴による慢性的な圧迫や、足に合わない靴での長時間の歩行など指先へのストレスを避けることが大切です。鉤彎が軽症の場合は圧迫を避けることで自然に治る場合もあります。爪に変化を感じたら爪甲鉤彎症に限らず、まずは爪の専門店であるネイルクリニークへご相談下さい。
世界に類のない【爪のパーソナルトレーナー】です。
爪自体の役割を理解し、爪から健康・美容をサポートしていく
新ジャンルサロンです。
通常のネイルサロンとは違い、爪本来を健康的に育て、
爪の役割を最大限に生かせる様にお客様の爪先から健康をサポート。
爪再生のパイオニアでもあり、世界初の特許技術
【爪矯正】や【爪育成】
という爪自体を育てるメソッドを開発し、
爪の習慣や爪質の改善をするための様々なアドバイスを行い
健康に導きます。
ですからNAIL CLINIQUEでは根本改善をしていくため、
一時的な綺麗な爪ではなく、一生物の健康な爪にすること
を目指していきます。
爪に関してお悩みがございましたら、
是非カウンセリングにお越しください。
⇩関連するおすすめ記事はこちら⇩