爪には様々な症状があります。
「爪噛み」「深爪」「薄弱爪」「短爪」「剥離」「反り爪」「巻き爪」「陥入爪」「カビ」「間違ったネイルアート」「傷んだ爪」「割れた爪」「変形爪」「弱った爪」「爪水虫」などなど、実は挙げきれないほど沢山の爪の症状がございます。あまり知られてはないですが爪には癌もありますし、変形も菌も何種類もあるのです。
そんな、明らかに病気や菌の繁殖した爪は病院での治療が賢明でしょう。ですが、症状があっても病気も菌もなく、原因がわからないとされてしまうのが爪の症状なのです。その状態で病院では爪の治療はできないのです。
爪の症状は実に複合的にあるからです。
なぜなら体の外側に付いている爪は四六時中、休むことなく使い続けているので外的要因が幾つも考えられるのです。寝ている間は愚か、日常では「自分は爪を酷使している」なんて考えず当たり前のように使っている爪に問題意識を持たないことがスタンダードだからです。
また、内的要因からも様々な原因により爪は症状を変えます。内臓機能低下だけでも爪は変化しますが、内臓には幾つも器官があるのでどの器官が不調だから爪に出ているのかが断定しにくいのです。また、機能低下や不調くらいですと病院で検査しても何も出ませんが爪には不調が顕著にでてしまう場合が多いのです。その為、最近の西洋医学では化学的根拠のないもの検査にも出ないものは判断できない、それを原因不明ということになるのです。
明らかに病気(菌や癌)とわかる場合は病院での爪の治療が賢明です。しかし、爪の菌などは解りにくいばかりか、改善にもかなりの期間がかかります。症状が解り難い爪は見識によって判断も変わる場合も往々にしてありますので、セカンドオピニオンなどを試すこともいいでしょう。
また、それらが明らかでない場合は爪を分析や解析出来る人に意見を仰ぐことをお勧めします。前述したように爪は複合的な症状で成り立っている場合が多く、その為「深爪や噛み爪だから矯正をしたら治る」という短絡的なものでは一時的に治ったように見えてもすぐに元に戻るケースも少なくありません。
その為、生活習慣や職業、体質、など細かな箇所から分析し、それらを同時に改善しなければ実は根本的処置にはならないのです。